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| わが国の結核はかなり減少しましたが、まだ2万5千人を超える患者が毎年発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また結核に対する抵抗力は母親からもらうことができませんので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す心配があります。 生後6ヵ月に達するまで(通常は、生後3ヵ月から6ヵ月に達するまで)にBCG接種を受けましょう。これで結核性髄膜炎などは80%、肺結核も50%は予防できます。
BCGの接種方法は管針法といってスタンプ方式で上腕の2カ所に押しつけて接種します。接種したところは、日陰で乾燥させてください。10〜15分程度で乾きます。 【副反応】 接種後2〜3週間で接種局所に赤いポツポツができ一部に小さいうみができることがあります。4週間後頃に最も反応が強くなりますが、その後かさぶたができて3ヵ月後くらいまでになおります。これは異常反応ではなく、BCGがついた証拠です。包帯をしたり、バンソウコウをはったりしないで、そのまま普通に清潔を保ってください。自然になおります。 副反応としては接種をした側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。通常放置して様子をみてかまいませんが、ときにただれたり、2cm以上に大きく腫れたり、まれに化膿して自然にやぶれてうみが出ることがあります。その場合には医師に相談してください。 【コッホ現象】 接種前に結核菌に感染している場合、接種後10日以内にコッホ現象(接種局所の発赤、はれ、化膿等をきたし、通常2〜4週間後に消炎、瘢痕化、治癒する一連の反応)が起こることがあります。コッホ現象と思われる反応がお子さんに見られた場合は、すみやかに接種医療機関を受診あるいは、市区町村に相談してください。 |
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